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定着から放浪へ 放浪から定着へ

自転車の旅、そのほかの旅について書いています。

NewZealand

眩しすぎる街 -cycling NewZealand -

海外で旅した街でどこが印象的だったか、と聞かれるとパッといくつかの街が思い浮かぶのはたいてい海辺の街だ。NZではピクトンやグレイマウス、タスマニアではセントへレンズやローヘッド、デボンポートなど。 日本の好きな場所を思い浮かべると、信州とか…

別れ -cycling NeaZealand -

ネイピア滞在2日目。 この日、ダニエルとルティアと別れた。 朝、私はダニエルと朝食を共にした。 なんだかお互い言葉が少なかった。 ダニエルはいつものように、ここがよかった、とか シマ、これからどこに行くんだ、とか聞いてきた。 私はいつものように答…

祭りのさなかのネイピア -cycling NeaZealand -

ようやくやってきたネイピアの街は、ちょうど祭りの最中だった。 アールデコフェステイバルと呼ばれる祭りが行われており、クラシックカーとクラシックな装いをした紳士、淑女が街に溢れていた。 アールデコフェステイバルについての説明はニュージーランド…

"Evil Hill"を越えろ -cycling NewZealand -

三人で朝食を食べながら、この日のルートについて相談。120キロ越えのハードなルートだ。 ここ数日間のライドで左ひざと右のくるぶしが痛むようなり、そろそろ休息日を取りたいと思っていたが、目的地のネイピアまで行けば、三人それぞれ別ルートになり、こ…

ステーキとビールとチャイニーズtake away -cycling NewZealand -

朝、チェンはバスでロトルアに行くため、ギズボンで別れた。 再び、ダニエルとルティア、私の3人になった。私たちはギズボンから約220キロ離れたNapierまで共に行くことを決めていた。 [この日も暑く眩しい日だった] 朝、テント撤収すると、テントのポールが…

NZトラフィックジャム - cycling NewZealand -

気持ちよく下り坂を下っていると先を行くダニエルが、ブレーキをかけて止まった。何かと思えば、前方には牛の群れ。 「すごいな、ダニエル。日本でトラフィックジャムといえば車だが、NZは牛なんだな」と私が言うとダニエルが「ハハッ」と声をあげて笑った…

TOUR of EAST CAPE - cycling NewZealand -

陸地の先っぽに立って世界を眺めると、空と海はどこまでも青く、水平線で淡く溶け合っていた。 遠くではやさしい色をしている空だが、私の真上では見るもの全ての印象を一色にしてしまうほどの濃厚な青の世界が広がっている。 その中で唯一、存在感を際立た…

海岸へ - cycling NewZealand -

快晴。実に2日ぶりだ。朝からベーコン焼いていると、ルティアが「シマ、ランチ作ってるの?」と聞いてきた。ルティアはあまり朝から肉は食べないらしい。「日本人は朝何を食べるの」と聞かれたので、「ライスと味噌スープ、それからフィッシュだ」と、答えて…

旅するサイクリストたち - cycling NewZealand -

この日は初めて終日、雨の中を走った。 キャンプ場で朝食をダニエルと食べていると、雨が降り出して来た。慌てて屋根のあるところにテントを移動させ、撤収。 撤収は少し大変だったが、走り出せば何とかなった。 雨のPapamoreBeachを後にし、途中雨が止み、…

その男 -Cycling NewZealand-

ダニエル・クーマーに出会ったのは、Waihiの街だった。彼に会わなければ、私の人生は大きく変わっていたと思う。旅と日常とどう付き合って生きていくのか、そうした人生の可能性を私に教えてくれた男であり、数年後、私がタスマニアに行くきっかけを作った男…

Coromandel -Cycling NewZealand -

ようやくニュージーランドを自転車で走り始めた。幸い天気は快晴。 Papakuraの駅を出ると、少し家が点在しているだけで、あとは緑の広がるのどかな道が続いていた。かつて自転車で旅をした北海道も広大だったが、それよりもはるかに広く感じられる。そして、…

NewZealandへ -Cycling NewZealand -

勤めていたホテルを辞めて旅に出たのはちょうど10年前だった。私が目指したのはニュージーランド。いつか海外を自転車で旅がしたい。ずっとそう思っていた。10年前の旅が自分にとってどんな時間だったのか。記憶が完全に風化してしまう前に昔の日記やガイド…