定着から放浪へ 放浪から定着へ

アラスカ、ニュージーランド、タスマニアなどの自転車の旅、そのほか愛知奥三河のことなどについて書いています。

cycling

ブドウ畑の風景 - ソロキャンプツーリング -

ローカル食堂を堪能した私は国道を離れ、釜無川の左岸の谷を走る道へ出て南下した。今回の旅のガイドブックにしている『ツーリングマップル』のオススメルートに乗ったのだ。『ツーリングマップル』はバイクツーリング用のガイドブックだが、車の少なく走り…

旧田口鉄道跡 - 奥三河ツーリング-

このブログでは長いこと旅の記録を書いてきたが、私の過去の大きな旅の話はあらかた書いたので、これからは国内の旅の話や自転車で走ったことなどを書きたいと思う。 私が住む地域は愛知県の東側のエリアで東三河と呼ばれる地域だ。私は休日になると、ロード…

春の空 -cycling NewZealand -

雨のハーストはモノクロの印象しかない。 私は西海岸果てのハーストの街から、最寄りの空港があるQueenstownに向かうバスに乗り込んだ。 バスのことはほとんど覚えていない。はじめは「ここを走る予定だったんだな。」とぼーっと雨に濡れる景色を見ていたと…

二つの氷河- cycling NewZealand -

Whataroaという街に着いて、バーガーを待ちながら日記を書いていた。 ハリハリからワタロアまでは二時間弱で到着した。悪くないペースだろう。Mt.ヘラクレスという強そうな地名があったが、走ってみれば大したことはなかった。途中のワタロア川の水の色が不…

Hokitika Harihari -cycling NewZealand -

コーヒー豆を買い忘れたことに気がついたのはグレイマウスを出るときだった。 次の街であるHokitikaまで行けば買えるだろうとわざわざ戻るのをやめた。北島であった無駄にはしゃいでる日本人の男にホキティカは西海岸では比較的物価が安い、と言っていたのを…

トランツアルパイン鉄道 - cycling NewZealand-

アニータとルティアに見送られて、アニータの家を後にした。 前に北島で別れた時に言っていたが、しんみりしたのは嫌い、という通り、ルティアとの別れはあっさりしたものだった。 ルティアには「あなたは黒い服が多いから、もっと目立つようにしないと車に…

ホームステイ day4 -cycling NewZealand -

ルティアがもう食料をあまり持っていない、というので、私が持っている食料で朝食を用意した。 バッグのなかで変形したトーストにハチミツを塗り、シナモンをかける。もちろんいつものように豆から淹れたコーヒーを添える。 「あなたのコーヒーはいつもreal …

Akaroa - cycling NewZealand -

ジェルダリンのバックパッカーを後にして、ルティアと私はクライストチャーチの南東にあるバンクス半島に向かう。テカポ湖からまたわざわざクライストチャーチに近い半島に戻るのはルティアが両方行きたいと希望したからである。ルティアは帰国間際だし、私…

ホームステイday2 -cycling NewZealand -

朝、腕時計のアラームが鳴り、ふかふかのベッドの上で目を覚ます。 ここはレイとアニータの家だ。 さらに言うとこの家にホームステイしているチャイニーズガールのベッドの上である。もっと言えば、残念ながらベッドの上には私一人である。 どうしてこんなこ…

アニータとレイ - cycling NewZealand -

Dear Shima I arrived in Christchurch today and I can stay in my friends place. It's near to the city center. Please call me under the phone number: 〇〇〇〇. You can also leave a message on the answering machine. See you soon.Luzia これが…

クライストチャーチ - cycling in NewZealand -

一日雨の中を走り続けクライストチャーチにたどり着いた。 南島最大都市であるクライストチャーチ。郊外から中心部に近づくにつれ、建物が増えてくるが、あまり背の高い建物がない。土地が広いから上に伸ばす必要がないのだろう。 久しぶりに都会と実感した…

a rainy day - cycling NewZealand -

スプリングフィールドからクライストチャーチに向かうその日、朝から雨模様だった。 雨が多い、と言われるニュージーランドだが私が旅をしているときに本格的に雨が降ったのはこの日と北島での数日だけ。北で雨に降られたときは、街まで残りわずかな距離のと…

カンタベリー平原 -cycling NewZealand -

出発の準備をしていると昨日のスイス人サイクリストが話しかけてきた。彼はこれからクライストチャーチに行き、クライストチャーチからはなんとネパール、カトマンズに飛ぶらしい。 「エアチケットも安いし、今が一番いいときなんだ。」彼はそう言っていたが…

Arthur’s Pass -cycling NewZealand -

グレイマウスから先の旅のプランは東海岸にある南島最大都市、クライストチャーチで北島で一時共に旅をしたルティアと合流し、クライストチャーチ周辺を回ることになっていた。 北島でルティアと別れた後、彼女と時々メールをやり取りしていた。まだスマホの…

Pancake Rocks -cycling NewZealand -

朝、プナカイキのユースで出発の支度をしていると、前日とは違う日本人女性がキッチンでマフィンを焼いていた。 聞けば、毎日ヘルパーが交代で早起きし、パンとマフィンを焼くらしい。彼女は埼玉出身だそうだ。「外国人って信じられないような忘れものをする…

Foulwind lighthouse -cycling NewZealand -

ニュージーランドの空はとにかく青い。 青が強い。 広い海のせいなのか、 白くそびえる灯台のせいなのか、 黄色く鮮やかに咲く花のせいなのか、 とにかく青い空だった。 このとても素晴らしい場所には、私以外誰もいなかった。 灯台と強烈な青空が作り出す景…

老人の話 -cycling NewZealand -

マチソンから西海岸の都市ウェストポートまでは100キロほどの道のりで、山岳エリアから海岸に出る道は予想通りのアップダウンの道だった。多少ウンザリしながらもペダルを踏む。 途中で、ウェストポート側から来た年配の夫婦のサイクリストと行き合い、話を…

ジンジャースライスと墓地とチャーハンと -cycling NewZealand -

その街は小さな街だったが、旅をしている私には必要なものがちゃんと揃う町でちょっと意外だった。南島の田舎街なんて全く期待していなかったので、失礼な話だが、もっとシケた街かと思っていた。あれぐらいの街は住むのに心地良さそうだ。 その街、Murchson…

AbelTasman -cycling NewZealand -

ネルソンのユースの受付で、エーベルタスマン国立公園のカヌーツアーを申し込んだ。NZでは宿の受付でカヌーツアーやバンジージャンプ、スカイダイビングなどいろいろなアクティビティの予約が出来る。予約するとツアーのバスが宿まで迎えに来てくれて手間な…

Flat tires -cycling NewZealand -

ハブロックからは北のNelsonに向かった。 ネルソンはネルソン湾に面した南島の北部の都市であり、ネルソン湾を挟んだ対岸のエーベルタスマン国立公園はアウトドアアクティビティの盛んな場所だ。 立ち寄ったカフェではなぜかカレーライスがあった NZに来る前…

Tongariro National Park - Cycling NewZealand -

タウポから南に向かう。そのまま南下を続け、北島の一番南に位置する首都ウェリントンから南島へ渡るためだ。 タウポのキャンプ場で会ったオランダ人サイクリストと話していたときに、これから南島に向かうと言うと「なにやってるんだ、行くならquicklyだ」…

オレンジチョコチップアイスとハイネケン -Cycling NewZealand -

起床。いつも通りの7時過ぎのダラダラ起きる。当時はトリノオリンピック真っ最中で、キャンプ場のキッチンでぼーっとオリンピックのテレビを見ながら朝食を食べていたらいい時間になっていた。 この日予定していたコースは100キロ未満のはずなので、余裕、と…

テイクアウェイとアイリッシュバー -cycling NewZealand -

スカイダイビングを堪能したタウポから北のRotoruaに向かう。ロトルアには楽しみにしていた温泉がある。 ルート的には下り基調で風もなく、11時を回る頃にはタウポから40kmほど進み、Reporoaという小さな町で昼食。 [町の中央のランナバウトのオブジェ] エッ…

skydiving - cycling NewZealand -

「行くぞ!」ハッチの開いたプロペラ機から、あっけなく私は空中に放り出された。 すさまじい速度で落ちていく、いや飛ばされていく感じだった。 ************ 8時20分にスカイダイビングの会社が、キャンプ場まで迎えに来てくれるはずだったが…

Taupoへ向かう道 -cycling NewZealand -

不思議なキャンプ場を出発。 近くの店が9時に店が開くと言うので、開店を待っていたが、そこで売られていた商品は普通の店より1、 2ドル高く、次の街Taupoまで食料の補給は我慢することにした。 旅は長い。ビールを減らせない分、ちょっとしたところでの節約…

不思議なキャンプ場 - Cycling NewZealand -

ダニエルとルティアという素敵なサイクリストたちと別れ、再びひとりになった私は、しばしの休息を終え、ネイピアを後にした。 ネイピアからは海岸線を離れ、内陸のTaupoに向かう。 ネイピアからはしばらく平地が続く。 数日休息を取ったとはいえ、しばらく…

眩しすぎる街 -cycling NewZealand -

海外で旅した街でどこが印象的だったか、と聞かれるとパッといくつかの街が思い浮かぶのはたいてい海辺の街だ。NZではピクトンやグレイマウス、タスマニアではセントへレンズやローヘッド、デボンポートなど。 日本の好きな場所を思い浮かべると、信州とか…

別れ -cycling NeaZealand -

ネイピア滞在2日目。 この日、ダニエルとルティアと別れた。 朝、私はダニエルと朝食を共にした。 なんだかお互い言葉が少なかった。 ダニエルはいつものように、ここがよかった、とか シマ、これからどこに行くんだ、とか聞いてきた。 私はいつものように答…

祭りのさなかのネイピア -cycling NeaZealand -

ようやくやってきたネイピアの街は、ちょうど祭りの最中だった。 アールデコフェステイバルと呼ばれる祭りが行われており、クラシックカーとクラシックな装いをした紳士、淑女が街に溢れていた。 アールデコフェステイバルについての説明はニュージーランド…

"Evil Hill"を越えろ -cycling NewZealand -

三人で朝食を食べながら、この日のルートについて相談。120キロ越えのハードなルートだ。 ここ数日間のライドで左ひざと右のくるぶしが痛むようなり、そろそろ休息日を取りたいと思っていたが、目的地のネイピアまで行けば、三人それぞれ別ルートになり、こ…