定着から放浪へ 放浪から定着へ

自転車の旅、そのほかの旅について書いています。

サマランカマーケット 2008年12月13日

午前三時、アラームが鳴ってとなりのベッドから身支度をする音が聞こえる。
Sunnyが出発するようだ。
彼女は私が目を覚ましたのに気がついたのか、去る前に一言声をかけてくれた。
元気で。君のおかげでこれからの旅が楽しみになったよ。

そのあとすぐ再び眠りに落ちたが日が昇る頃には目が覚め、
8時頃には動きだすことができた。 

昨日はあまり食べていないがあまりお腹はすかない。こんなものか。


今日は旅に必要な道具や食料の買い出しをするが、
ぜひ行っておきたいところがあった。

それはサマランカという場所で毎週土曜日に開催されるマーケット。

今日はちょうど土曜日。
海外の市場に行くのはこれが初めてだ。楽しみである。


天気は雨が降ったり止んだりで、レインギアを着込んで宿を出発した。


Lonely planet』の地図を見ながら、サマランカマーケットを目指すが早速迷子。
ストリートの名前を見ると明らかに行き過ぎたようだが、
曲がるべきところがわからなかった。
 
Take awayの店に入り、店員の男の男性に道を尋ねた。
やはり行き過ぎてしまったらしい。
店の男性はやさしく教えてくれた。
やれやれ、何回同じことを繰り返せばいいのだろう。街ですぐ迷子になる。


Take awayの店の男性のおかげでサマランカマーケットに到着。
少し雨が降ってきた。
 

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サマランカマーケットでは軽い食事や野菜などが売られていた。
立ち並ぶ店を見ているだけで楽しい。
 

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ちょっといいキッチン用品でもあれば買い込んで日本に送ろうと思ったが
そういうものはなかった。売られているものはどちらかというと食べものが中心のようだ。
食べ物の他には工芸品などが売られていた。
 

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自家製パンを売るお店

 

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ジャムの店でイチジクとバルサミコのジャムがあったので早速土産に買った。
ちなみにここのジャム http://www.countrylarder.com.au/
大変美味しかった。 
 
このほか土産にはラベンダー柄の豆皿(オージーサイズ)と蜂蜜を購入した。
残念ながら豆皿はのちに日本に荷物を送った際、割れてしまった。 
他にタスマニアンウールの製品とラベンダーの石鹸がよかったが、旅は長いので今回は見送った。 
 
 
店を見て回っているとフレッシュジュースを売るおばさんの店に声をかけられる。
 

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かんじのいいおばさん二人が店をやっていた。
 

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おいしそうなフルーツが並ぶ
 
ちょっと迷ってラズベリーヨーグルトをもらった。
甘酸っぱい味が口に広がる。ヨーグルトの味もなかなか濃厚だ。
 
楽しいな。サマランカマーケット。 
  

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ラズベリーヨーグルト3ドル(当時1ドル75~80円)
 
サマランカマーケットのすぐそばにアウトドアショップの「Katmandu」があった。
Katmanduはオーストラリアのモンベルのようなもので、リーズナブルでいい製品が多い。
ニュージーランドにも都市に行けばたいてい店舗があり、ニュージーランドを旅した時にも世話になった。 



Katmanduのアイテムは帰国後も使用している。

 http://www.kathmandu.com.au/  Katmanduホームページ

Katmanduの店は広かった。
ヘッドライトといった小物からテント、ウェアまで製品のラインナップは幅広い。
自社製品の自転車製品も数多くあり、シンプルなデザインのレーサージャージは値段も安く1着買ってもいいなと思った。全般的に値段は安い。


明日の出発に備え、自炊用のガスカードリッジを探したが見当たらない。
店員に「ガズキャニスターはどこ?」と尋ねると鍵のかかった棚から出してくれた。
安全上の配慮だろうか。ニュージーランドでは普通に売っていたが、少し事情が違うのかもしれない。

レインギアをみていたが、これは気持ち安い程度だった。
あれこれ見ていると隣で同じようにレインギアを見ていた女性が
「ちょっと高いわよね?」と言ったので「そうだね。安くはないね。」と私は答えた。
こうやって店で他の客から話しかけられるのはいかにも海外だ。



Katmanduを後にし、ホバートの中心に戻る。
途中で自転車屋を見つけたので入った。
ニュージーランドのバイクブランド「AVANTI」のショップだ。

店内を見る。為替レートのせいもあるが全般に日本より安いようだ。
アームウォーマーがよさそうなので購入する。
店主にサイズを確認すると「君はXSだ。」と断定的に言われた。
まぁKatmandu製品もキッズサイズでいけるときがあるからそんなもんだろう。

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ニュージーランドでよく見かけるAVANTI plus

街の中心地で自転車を置き、歩く。
タスマニアに来たばかりだが、街の印象はニュージーランドとほとんど変わらない。
AVANTIの自転車もよく見るし、ニュージーランドにもある家電量販店「Dick Smith」もある。
ANZ銀行は言うに及ばずといったところだ。
これならニュージーランドの感覚でいけばそこまで困ることもなさそうだ。

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軽めの昼食ブルベリーマフィンとコーヒー。7ドル。

カフェで昼食を済ませた後、インフォメーションセンターへ行き、タスマニア全域の地図を購入した。
地図は道路の区間距離が掲載され、アイコンで街の施設等が一目で分かるものだ。
キャンプ場とワイナリーのアイコンがあるのがなんともタスマニア的である。

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こうした使い勝手のいい地図があるのは、それだけ観光に力を入れているのと需要があるからだろう。
地図の値段は5ドル。日本から用意した100ドルのT/Cで支払いすると
インフォメーションセンター「ほんとは20ドル以上の支払いじゃないとだめなんだけど。。」といいながらT/Cでやってくれた。T/Cは使えるところが少なそうだ。
500ドル用意してきたが早く使ってしまった方がいいだろう。


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街にはクリスマスのフラッグ


きのうSunnyが「ミュージアムが無料だから行くといい」と言っていたのを思い出し、
ミュージアムに向かう。

ミュージアムでは1800年代から入植がはじまったホバートはの歴史や絶滅したタスマニアタイガーのことなどを紹介していて興味深かった。
ただ、例のごとく英語が断片的にしかわからなかったので展示物から想像力を働かせた部分も多かったが。。

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ホバートは海の街。ヨットもさかんだ。



宿に戻る前にスーパーで買い物。
スーパーはウールワース。タスマニア滞在中ずっとお世話になることになるスーパーだ。

きのこが安かったが、日本では見ない種類だったのでちょっとビビって買わなかった。
海外のスーパーでは野菜や果物は量り売りが基本なので、一個単位で購入でき、一人旅の身には都合がいい。

これから毎日使うであろうニンニク、ショウガ、玉ねぎなどの野菜と果物、パスタとトーストブレッドなどを買った。
食料は調理器具と合わせて自転車の前輪側のサイドバッグ一個分になった。
だいたい2、3日分といったところか。
タスマニアは街から街までがだいたい70~100キロぐらいで
一日走れば街に辿り着ける計算なので過剰といえば過剰な食料だが、
日本と違って平日の夜と週末に店が開いていなことを考えれば妥当だろう。



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タスマニアの代表的なビール「カスケードドラフト」

宿に戻ってキッチンで食事に支度をし始めると、
となりで調理をしていたアジア人が話しかけてきた。日本人だ。

旅の始まりからいきなり日本人か、と思ったが話してみると感じのいい男で
オーストラリアの大学を卒業するのに合わせ、オーストラリアを旅しているそうだ。


結局、彼と私の同室に宿泊している他の日本人女性を交えて遅くまで飲んで盛りあがった。
二人とも英語が大変上手いのでうらやましい。


部屋に戻ると併設されたバーの騒音が響いてうるさかった。
なるほど、この部屋の料金が他の部屋より安いのはそういうわけか、
などとどうでもいいことをかんがえているうちにアルコールがよく回ったせいか
あっという間に眠りに落ちた。


明日からようやく自転車で出発する。

まずは北東に向かい、東海岸を目指すことになる。

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