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定着から放浪へ 放浪から定着へ

自転車の旅、そのほかの旅について書いています。

strong winds and steep hills 2008年12月14日

Tasmania cycling

昨日は日本人と盛り上がって深夜まで盛りあがったため、飲みすぎてしまった。
今日から本格的に自転車に乗るのだが。。

ベッドで荷物をまとめ出発の準備をする。
ニュージーランドを旅していた頃からの習慣で朝食前に出発準備を概ね済ませておく。
何でもいいが、隣のベッドの女の子の足とサンダルが猛烈に臭く、辛い。
隣の女の子の足の臭いに耐えながら何とか荷物のパッキングは終了。
なかなかかわいい子だったのでちょっとショックだ。

キッチンへ行くときのう一緒に飲んだ日本人学生のヒロキくんがいた。
彼は今日コールズベイへ行くという。彼はしばらくタスマニアを旅するらしい。
また会えるといいな。

ヒロキくんは私に牛乳をくれた。ありがたく頂く。
昨日の飲みすぎが響いて胃の調子はいまいち。朝食は洋ナシとバナナで済ませた。


バックパッカーの前にて



ホバート出発。


西へ向かう。いよいよだ。

天気は曇り。ときおり雨がぱらつく。
上にレインジャケットを着る。
タスマニアは夏の盛りのはずだが気温はあまり高くない。
レインジャケットを着てちょうどいいぐらいだった。


日本を発つ前、スイス人の友人ダニエルが人づてのメールでタスマニアについてのアドヴァイスをくれた。

" it can be really cold in Tasmania, that you should bring a waterproof tent (remember Coromandel Island), a warm sleeping bag and warm clothes."

なるほど夏と思うと寒い気候だ。

ダニエルはさらにニュージーランドよりもさらに強い風と急坂が多いと忠告してくれた。
すぐにこれが誇張でも何でもないことを理解することになる。



ホバートから出るため大きな橋を渡ろうとするが、
サイクリングロードからそのまま橋に突入すると橋の入り口の段差が高く、
荷物を満載した自転車を上まで持ち上げることができず、一旦荷物を外した。
全く手間がかかる。



不思議と私がこれまで行った海外の都市では
郊外に出るのに自転車だと不都合なことが多い。


橋の上に出ると猛烈な風に襲われた。
とてもじゃないが、自転車に乗って行けない。なんて風だ。


橋の上から。猛烈な風が吹き抜けていく

橋をなんとか渡り終わると今度はサイクリングロードから一般道に戻るのに軽く迷子になる。
過去の経験上、初日に街から出るのに時間がかかることがわかっていたのでウンザリはしたが、イライラはしなかった。

ホバートから西のSorellへ行くつもりだったが、こちらはさらに橋を越えていかないといけないので、コースを北にとり、Richmondに向かうことにする。

Richmondへの道は郊外の緩やかなアップダウンの続く道で走っていてとても気持ちよかった。
天気がよくなくても楽しめた。
こんな道ならずっと走っていたい。

Richmondへ向かう道。快走。

 

 

気持ちよく走っていると地元のライダーだろう、
ロード乗りが颯爽と私を抜き去って行った。
こんなところを普段から走れるなんてうらやましい。


 
 
タスマニアはワインも有名。残念ながら日本にはほとんど入ってこない


一か所かなり上ったが、Richmondに到着。

Richmondはオーストラリアでは古い街で19世紀からの遺構が残っている。
ロンリープラネット』によれば、銀行もない小さな街だ。

昔風の建物が並ぶ街のメインストリートには土産屋やレストランがあった。
昼食にしようかとも思ったが、昼前の早い時間だったので見送った。


Richmondに残る古い橋。Richmond Bridge


Richmond BridgeというRichmondで一番有名な橋を越え、さらに東に向かう。

久しぶりに荷物を満載した自転車で思ったように進まない。
まだ40キロの走っていないが、体がキツイ。
体調が良くないような気もする。

馬の標識は街の郊外では比較的よく見る


Tasman Highwayに出て、地図に書いてあるOrieltonというところで昼食にする予定だったが
ここは数戸の家があるだけで食事できる場所はなかった。
カフェぐらいあるだろうと勝手に決め付けていた自分が悪い。
地図に街の名は書いてあるが『ロンリープラネット』には何も記載がなかった。


ハイウェイ沿いの大きな建物の横で休憩。
自転車を立て掛け、補給にビスケットを食べていると、
道の向こう側からびしょぬれのサイクリストがこちらに走ってきた。

こちらに気がついて、私の方へやってきた。
彼はルーマニア人でシドニーから来て(と聞こえた。はっきりしない)、
タスマニアには北部のデボンポートから走っているらしい。

ちなみにデボンポートは港町で本土メルボルンとの間にフェリーがある。

私があまり降られていないのに彼がびしょぬれなので聞いてみると
向こうは大雨だったという。
そいうえばニュージーランドもすぐ向こうは晴れていても、今いる場所は豪雨とかいうことがよくあったが、同じようなかんじなのかもしれない。

道について訊ねるとこのさきもuphill、steepらしい。いやはや。

彼が私の自転車を見て「自分のバイクをわざわざ持ち込んだのか」というので「そうだ」と答えると、彼はこちらでバイクを調達したらしい。彼によればバイクを現地調達して旅をしている人も少なくないそうだ。


北からやってきた男。ここから先はsteep hillらしい

ルーマニア人と別れて再び走りだす。

幸い雨はそこまで強く降らなかった。
タスマニアンウェザーは気まぐれらしい。


彼が言っていたらしき上り坂にさしかかる。坂の途中で何度も何度も休んでしまう。
ほんとうにびっくりするような急坂が続く。
なるほど、ニュージーランドのコロマンデル半島も日本ではお目にかかれないほどの急坂だったが、それに勝るとも劣らない。

過去に走ったところでは
アラスカダルトンハイウェイのローラーコースターセクションもやばかったが、
斜度でいったらこちらの方がキツイかもしれない。



ダニエルが「コロマンデルを思い出せ」と言っていた理由がよくわかった。



先に進めさえすれば遅くても構わないが、
それにしても日ごろの運動不足ときのうの飲みすぎ、過剰な荷物が自分を苦しめているのは明らかだ。しばらく手持ちの食糧を消費しようと決めた。
お買い得だった1キロのパスタが重すぎる。


 
 

 

タスマニアは花の季節

 

"Bicycle Friendly"と言っているが、猛烈な登り坂の連続である。



3つ目のきつい登りの途中で休憩しているとサイクリストが二人やってくるのであわてて出発したが、あっけなく抜かれた。無念。

先に抜いていったサイクリストの一人は女性でショックだった。
峠の上で二人に会えた。彼らはイギリス人でカップルでツーリングしているようだ。
なんてうらやましい。
聞けば彼らもOrfordに向かうらしい。

私は男性の方に写真を撮ってもらうと出発した。またOrfordで会えるだろう。

峠の頂上。あんなにきつくて標高がわずか336mとは。。

イギリス人カップルと別れ、峠を下る。
上った分だけちゃんと下りがあった。やれやれ。

スピードに乗って走っているとBucklandの街に入る。
待望のカフェを見つけて入る。

カプチーノ マグ3.8ドルとチーズバーガー&チップス6.5ドルを注文する。
海外のカフェのバーガーはほんとうに美味しいと思う。

完食したが、思ったより腹いっぱいだ。やはりなんだか体調がすぐれない気がする。

カフェでトイレを借りようとすると外にあって鍵がかけてあるからと鍵を貸してくれる。
ガソリンスタンド併設で勝手に使う人が多いのだろうか。


カプチーノに添えられたミントチョコが美味しい

 

大したボリュームムに見えないがなかなかのサイズ
中はこんな感じ
カフェの犬。海外の宿やカフェにはよく躾された犬がいる。


Orfordへ到着。
うろうろしていると先ほどのイギリス人カップルと遭遇した。

どうやらここのキャンプ場はやっていないらしい。
彼らはOrfordから北に10キロほどのTriabunnaの街までに行くらしいので
ついていくことにした。


彼らはペースが速く、ついていくのがやっとだった。
最後の1キロぐらいで千切られてしまったが、彼らの女性もほうも千切れてしまい、
男性の方は街の入り口の分岐で待っていた。

街に入ったところで彼らと別れた。


キャンプ場はニュージーランドのそれとほぼ同じであったが、
なぜか持ち込みテントサイトの料金が2名料金からとなっており、
18ドル取られた。ニュージーの倍だ。これがオージールールなのか?

これなら場合によってはバックパッカーに泊ってもいいな。


キャンプサイトの芝生の端にテントを張り、すぐに眠りに落ちた。
タスマニアライディングの一日目はこうして終わった。

タスマニアツーリング初日のルート。99.3キロ
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