定着から放浪へ 放浪から定着へ

アラスカ、ニュージーランド、タスマニアなどの自転車の旅、そのほか愛知奥三河のことなどについて書いています。

ピクニックランチとダートロード - cycling NewZealand -

朝、目が覚めるとテントがビシャビシャになっていた。雨が降ったわけでもないのにフライシートはおろかインナーもかなりびっしょりだ。

テントは学生時代からキャンプツーリングに使用していたものでもう長いこと使っている。防水がかなり落ちてきていた。ポールも一度折れてしまったことだし、買い替えも考えなくてはいけないかもしれない。とりあえず、次回に街に滞在する際には防水スプレーを買おうと決めた。

 

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山岳地帯ということもあり、朝は寒かった。ずっとビンディングのサンダルを使ってきたが、トレッキングシューズタイプのものにそろそろ変える時期だろうか。防寒ウェアの手持ちがあまりないので、そうしたものの購入も検討する必要があるだろう。

 

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この日のルートは引き続きダニエルのオススメルート。

メインのハイウェイを避けて走るルートだ。しかし、今回初の長いダート区間があり、少し緊張した。この約40キロのダートは今思えば、路面もそう悪くはなかったので、そんなに臆病になる必要はないのだが、初の海外のダートだったのだから、ビビっていたのだろう。

 

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実際に走ってみると、砂が浮いたところで何度か滑りそうになり、それなりに神経を使った。こんな道ばかり走って世界を回っている人がたくさんいると思うと尊敬する。

でもちょっとスリッピーな路面を走るのどこ楽しかった。

 

この日はルート上にカフェがなく、この旅で初めて昼食をカフェ以外のところでする。集落の教会のそばの草地に腰を下ろし、昼ご飯にした。

 

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ランチメニューは朝、ライティヒの街のベーカリーで買ったサンドイッチと手持ちのトーストブレッドにハチミツを塗ったもの、それからいつか買ったりんご。あと、もちろんその場で湯を沸かして淹れるコーヒー。それでちゃんとお腹いっぱいになった。安上がりの割に満足出来た。こういうのも悪くないな。

 

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ダートロードを抜けて、この日の目的地であるWhanganuiに到着。街の角に立つアイリッシュバーが洒落ていて気になったが、思いのほか疲れていたので、キャンプ場に向かう。街の真ん中を流れる川の両岸にキャンプ場がそれぞれあった。ただ、どちらも街の中心部から数キロ離れていてキャンプ場までたどり着くのにまた疲れてしまった。

 

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いつものようにパスタを茹でて夕食を済ませて、日記をつけながらお金の計算をしてみるとすでに予定よりかなり使い込んでいた。この日以降、1日の出費は30ドルまでと決めたが、何だかんだで達成されることはあまりなかった。

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