定着から放浪へ 放浪から定着へ

アラスカ、ニュージーランド、タスマニアなどの自転車の旅、そのほか愛知奥三河のことなどについて書いています。

God is good -cycling NewZealand -

あっという間にNZに来てからおよそ1か月近くが過ぎ、3月になってしまった。寒くなる前にそろそろ南島に行かないと、と焦ってくる。

 

ワンガヌイの朝はまったりと食事をし、朝から自転車屋へ行ってみた。秋冬のウェアを探してみたがいまひとつこれと言うものがない。この日の目的であるパーマストンノースはまずまずの大きな街だ。ウェア類の購入はとりあえずパーマストンノースまで持ち越すことにした。

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ワンガヌイからは国道が首都のウェリントンまで伸びている。

当然このルートは車が多いのが予想されるのでこちらを外し、やや遠回りにはなるが、Martonという街を行くルートをとる。

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丘陵地帯に広がる小麦畑が眩しい。

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ある教会の前で見つけた看板

マートンはクラシックな街並みの小さな街だった。次のFeidingもそうだったが、このあたりの街はそんな感じであるらしい。

マートンで昼食。カフェを探したが、混んでいる店が多かったので、お客の少ないの少ないおしゃれな店に入った。

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非常に感じの良い店だったが、値段のほうもなかなかだった。

店の女性が感じよくメニューをいろいろ説明してくれる。

ノンアルコールカクテル 5ドルとフィッシュフライとチップスが10ドル50セント。

昨日1日30ドルを上限と決めたものの、 1日めにして目標達成ならずと言う感じになってきた。

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値段は高かったものの味もとても良かった。しかし、量明らかに足りなかった。

すすめられたノンアルコールカクテルはキウイフルーツベースのちょっと不思議な味。先程の店員の女性にレシピを聞くと「ちょっと待って」と言って何かボトルを持ってきた。これとレモネードを割るだけだって。

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作り方がどうしても気になったので、ちょっと勇気を出してレシピを訊いてみたが、うーん。なんだか残念。

食事はおいしかったが、なんとも微妙な感じになってしまった。

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昼食後はフィールディングへ向かう。フィーリングまでは追い風。言うことなし。

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フィールデイングも小さい街だが、美しいところだった。こういう日本であまり知られていない街をゆっくり歩いてみたいものだ。

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フィールディングを後にすると、そこから風は向かい風。まるで進まなくなってくる。さらに、空もだんだん曇ってきて気分が落ち込んできた。サイクリストの気分は本当に天候次第だ。

 

何とかパーマストンノースに到着。

 

インフォメーションセンターでアウトドアショップとキャンプ場の場所聞く。アウトドアショップはネイピアでもお世話になったNZ大手のカトマンズと、もう一軒ローカルの店を教えてくれたが、結局迷子になってしまい、カトマンズにしか行けなかった。

カトマンズでテントを見る。色は若干好みじゃないが、サイズ、重量はまずまずのものを見つける。カトマンズの店員に、今旅をしていて新しいテントを探していると言う話をすると、このテントは来週から末から60%オフになるぞと言われた。そんなセール情報、先に話していいのか?

とはいえ、来週までここに留まるわけにもいかない。

来週まで待てないと言うと、来週どこにいるんだと訊かれ、来週はそうだなぁ、きっとウエリントンか南島に渡っているぐらいだ、と伝えるとウェリントンにも店があるからそこで買えばいいとアドバイスを受ける。

ニュージーランドの人はどうしてこうもいい人多いが多いんだろうか。

タイミング良くセール期間中にカトマンズにまた行けるか分からないが、行けるならば買ってしまおかと本気で考えた。

 

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街の中心からあまり離れていないところにキャンプ場があった。

南島に渡る準備もあり、2泊することにした。

支払いをクレジットカードでしようとしたら、手動の複写機でカードのインプリントを取られて笑った。キャンプ場自体は快適に過ごすことが出来た。

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