定着から放浪へ 放浪から定着へ

アラスカ、ニュージーランド、タスマニアなどの自転車の旅、そのほか愛知奥三河のことなどについて書いています。

Dual slalom game in やまびこの丘

イベント自粛が続き、毎年恒例の大会がいくつも中止になっているが、少しずつ再開の動きもある。

 

先日、新城市の「やまびこの丘」でデュアルスラロームの大会が開催された。

 

新城市で地域おこし協力隊として活動するハッチさんと自身マウンテンバイカーで東海エリアの大会でMCをしているYKOくんが中心となって開催された。そして計測は新城を拠点に全国のレースで計測を行なっている「ワキタソフト」今回のレースはワキタソフトの支援の大会でもある。

ワキタソフトさんは長年、地元の自転車レースの計測を担っているほか、我らがカントリーモーニング四耐やダモンデトレイルでも計測を担っているところで、私も昔からよく知っている。イベント自粛の影響をもろに受け、ご苦労されているそうだ。

 

デュアルスラロームはマウンテンバイクでスラロームでのタイムを競うもので、私の苦手な分野の大会だったので、出場するかどうか迷ったが、久しぶりのイベントであるし、エントリーリストを見ると、知り合いがたくさん参加するということが分かったので、締切直前で参加を決めた。

 

会場は新城市ということで自宅から比較的近いので、お弁当を持って家族で出かけることにした。

 

うちはレースに出るのは私だけだが、子供たちも会場で遊べるように子供たちの自転車も車に積んできた。子供車とはいえ、私の自転車と合わせて車に4台積むのはなかなか大変だったが。

会場のやまびこの丘に着くと駐車場に何人かの友人がいた。お互いSNSで近況は承知しているが、こうして会うのは久しぶりだ。

 

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駐車場から子供たちを連れて大会会場のグラウンドに移動する。

 

グラウンドに出るとBUCYO COFFEEのテントとそしてそこで働くBUCYO COFFEの面々が目に入る。

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ああ、いつものイベント会場に戻って来たんだな。

 

BUCYO COFFEEのみんなに挨拶をして、受付をする。

コースの出口に車を横付けしているワキタソフトの脇田さんにも挨拶。脇田さんも久しぶりだ。

 

コースの脇に子供の練習用に小さなコースが作ってくれてあったので、子供たちとしばし、そこで練習。

その近くの日陰にレジャーシートを敷いて子供たちに飲みものを飲ませたりした。

 

子供たちは妻とすぐそばの川に遊びに行くという。

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今回のデュアルスラロームは、100m×30mのエリアにコースが設定された。コースは二人の選手が同時スタートするため、平行して二本のコースが並んでいる。それぞれのコースは短いポールが狭い区間で立てられ、選手はその狭い隙間を右へ左へと走り抜け、タイムを計測する。

また、右のコースを走った選手は次は左のコースを走り、その合計タイムで競われる。

レースは午前に予選、午後に決勝となっており、午前の予選は時間が許す限り何本でも走っていいことになっている。

 

予選の時間となり、選手がスタートに並び始める。

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久しぶりに会う仲間と予選のスタート待ちをしながら、お互いの近況やコースの攻略法などの話をする。

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「久しぶりですね。」何人の人にこう言っただろうか。

みんな口々にこうした機会があることの大切さを話していた。今回の大会は小さなものだが、こうした大会でないと会う機会のない人もいて、各地で定期的開催されるイベントの有り難みを今更ながら思い知らされる。

 

数本予選を試走のように走り、コツが掴めないまま途中で川から戻ってきた息子が一緒に遊びたいというので、まだ時間は残っていたが、あまり走れずに私は予選を終えた。

 

お昼はサンドして食べられるように妻が用意してくれたハムや野菜をパンに挟んで食べた。足りない分はBUCYO COFFEEで買い足す。昼に子供向けに講習会があり、食事を終えると子供たちは講習会に参加した。

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長女と次女は自分で講習を受けていたようだが、長男はなぜかコースを見て怯んでしまい、人がいないときを見計らって、私が横について走った。スラロームは基本的な技術がしっかりしていないとできないので、子供には早くから楽しみながらやってもらいたいと思っているのだが。

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午後の決勝が始まった。

 

みんな午前よりも更にタイムを縮めてきている。流石だなぁ、と感心する。

 

私と言えば、一応決勝には残ったものの対戦相手はどう見ても勝てる相手ではないので、まあとりあえず走ろうとスタートすると、前に出ていた相手の選手が転倒。

「えっ!」

私はやや困惑してゴール。

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勝負は分からないものだ。

とはいえその後は勝てる訳もなく、決勝二回戦で終わった。

 

決勝を勝ち進む選手たちの走りを見ながら、長男とBUCYO COFFEの冷たいうどんを食べ、ノンアルビールを飲む。イベント会場でこうしているのも久しぶりだ。

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表彰式のあと、お楽しみのジャンケン大会。

妻がBUCYO COFFFEのコーヒー豆を取った。子供達は自分で飲むわけでもないのにコーヒー豆をもらって大喜びだ。

 

 

猛暑の一日を外で過ごして家族は大変だっただろうが、それでも子供達は「楽しかったー!」と言ってくれた。またイベントに行こう。

 

今月20日には新城市役所の駐車場で「MOUNTAIN PORT JAMBOREE」が開催される。

https://note.com/mountainport/n/nb28315bf85e3第一回MOUNTAIN PORT JAMBOREE|MOUNTAIN PORT|note

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自転車やトレイルランの体験。そしてアウトドア用品のフリーマーケットがある。我が家も仲間と何か出す予定だ。少しずつ、イベントのある日常が戻りますように。