定着から放浪へ 放浪から定着へ

アラスカ、ニュージーランド、タスマニアなどの自転車の旅、そのほか愛知奥三河のことなどについて書いています。

土曜日の朝 - ライド新城 -

この前の土曜日の朝、お世話になっているバイクショップ「glocalbike bike」の土曜日走行会に参加した。

グローカルバイクが毎週土曜日に走行会を開催してくれるおかげで、家族も土曜日の午前は私は自転車に乗る、というのが普通になっている。

 

私は一人で走るのは実はあまり好きではない。思いっきり遠出をして、一人旅をするのは好きだが、家からスタートして走るような場合は、誰かとワイワイ走る方が好きだ。

 

いつも金曜日の夜にグローカルバイクのfacebokページで開催の告知が出て、それを見てお客さんたちが集まる。

 

土曜日の8時に集合し、11時くらいまで走る。夏場は1時間早い集合になる。

 

この日、私が店に行くと何人か既に店の前に待っていた。

 

今回は10人ほど。だいたいいつも5〜10人くらいまで集まる。少ないと店主のバスマンさんと2人、なんてこともある。

 

県道69号を豊橋から新城に向かう。

 

新城の桜淵公園で小休止の後、吉川峠へ。

 

吉川峠はグローカルの土曜日ライドの定番コースの一つである。

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クライマー系のライダーたちがガンガン上っていく。以前はあんな風に走っていたが、近頃は膝の痛みや練習不足もあってなかなかそうはいかない。全く衰えたものだ。

 

南側からの吉川峠は比較的緩い斜度になっていて、そこまで長い距離ではない。峠の頂上だけ斜度が少しきつくなる。

 

何とか頂上までに何人かパスし、下りに入る。後でストラバでタイムを確認したが、走れていた頃より1分近く遅い。仕事の関係で乗る時間も減っているので仕方ない。

 

 

吉川峠からは山吉田のファミリーマートまで各々走って行って集合する。私は下りはスピードが伸びないのでいつも下りで抜かされていく。

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吉川峠で出し切っているので、踏めないというのもあるが、山吉田の風景が好きなので、いつも心拍を整えながら、急がず下ることにしている。

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集落の道を川に沿って快適な速度で降りてゆく。

 

特に何かある、という風景ではないのかもしれないが、このルートを走るたびに何気ないこの景色とその季節の変化を楽しんでいる。

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山吉田のファミリーマートに到着。仲間たちはすでに補給している。私もで軽く補給を買う。

いつもドリンクを一つ買う程度。この日はキャラメルラテにした。いつもより疲れている気がして甘いものが欲しかったのだ。

 

補給をしながら、この日のクライムの様子や最近のライドについて話す。今年は暖かくて走りやすいという話なった。今年はグローブも一番厚いものは出してないし、まだウェアに余裕がある。

 

全員が補給を取った後、山吉田のファミリーマートを出発。

ここからは乗本を経由して、県道69号で一鍬田から国道301号へ。さらに新城カントリークラブの横を抜け、県道81号でグローカルバイク最寄りのセブンイレブンまで走る。

 

たいてい乗本までバスマンさんが前を引いてくれる。ライドのあと仕事なのにありがたいことだ。

乗本からは速いライダーが前を引いて5、6人のトレインが形成される。

出来るだけこのトレインに乗るようにしているが、いつも最後までついていけず、途中で降りてしまうことが多い。

 

この日はこのエリアで最速クラスのIさんと女性クライマーのSさんが前に出て先に行ってしまった。ほんとあの二人は速い。

 

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私は後ろを走っていた消防士ライダーのOさんと共に長めのローテーションを回してなんとかセブンイレブンに到着した。

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セブンイレブンでは新作のチョコミントアイスを見つけて購入。私はチョコミントに目がない。

ほぼピノのチョコミント味だが、冬にこのサイズ感で個包装売りはいい。

 

セブンイレブンの外に出ると続々と仲間たちが到着した。

 

バスマンさんはすぐに店を開けるため、そのまま店に向かった。

 

我々は補給をして、一息つくとグローカルバイクに戻った。

 

 

グローカルバイクに戻ると看板犬のダンケが出迎えてくれる。私は犬猫の類は大好きなのでたくさん撫でてやる。ダンケは私の子供たちにも優しくしてくれるいいやつだ。

 

いつも店に戻るとバスマンさんがコーヒーを出してくれる。私は紙コップを毎回使うのに抵抗があるのでornotのマイカップを店に置かせてもらっている。

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お昼までバスマンさんの入れてくれたコーヒーを飲みながら、仲間たちとこの日のライドについてや、新しい機材の話などしているこの時間は私の休日の大切な時間だ。

 

そのまま、また走りに行く人、ずーと店にいる人、人それぞれだ。

 

私は昼になる頃、みんなにお礼をいい、店を後にした。昼からは家族と過ごすのだ。

もっとも、子供を連れてまた戻ってくることもよくあるのだが。

 

冬にしては暖かい日差しの中、私は家に帰った。

 

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